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2006年11月

2006年11月13日 (月)

「文学フリマ」という場所

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  11月12日(日)、東京都中小企業振興公社・秋葉原庁舎で開かれた「第五回 文学フリマ」に短時間、足を運んだ。

「文学フリマ」とは何か。当日、会場で配られたカタログ、最終ページにこうある。
 「『文学フリマ』は既成の文壇や文芸誌の枠にとらわれず〈文学〉を発表できる『場』を提供すること、作り手や読者が直接コミュニケーションできる『場』をつくることを目的としたイベントです。その意味するところは、〈文学〉を閉鎖的な営為の中から解き放つことであり、すべての人に〈文学〉の担い手となってもらうことでもあります」

 1、2階のフロアには、大学のサークル出店を思い出すような、150もの出展者、団体が思い思いの会報、同人誌、ディスプレーなどを狭いスペースに並べていた。多くは若者、ところどころ、かつての文学青年だった中高年の姿。コミケを思わせる、コスプレ系の着飾った女の子も各所に。

 企画の趣旨は、第一回にあたっての発起者・大塚英志氏の言葉に、よく表れている。
 「やはり問われるのは、『文学』がどこまで人に足を運ばせる力があるかです。お客さんが少なかったら、参加者同士、自著の物々交換会になるぐらいのつもりで来てください。また友人、家族その他、知り合いを一人でも二人でも引っ張って来て下さい。何か、マルチ商法みたいですが、そういう見苦しい努力も今の『文学』には必要と思います」(文学フリマ5周年記念文集より)

061112kurarute_1  私は、先ごろ、原稿執筆でお世話になった浅尾大輔さんからの情報で、初めて足を踏み入れた。http://blog.livedoor.jp/asaodai/
 浅尾さんたちは、「日本民主主義文学会 代々木支部」として『クラルテ』という会誌創刊号を持ち込んで、精力的に売り込みをしておりました。

 ただ率直に言って、この世界は未体験。どこから、手をつけたら良いのか、午後からの別の予定があり、時間がなくて取材にはなりませんでした。次回まで、仕込んでおくことにしよう。

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2006年11月11日 (土)

牛丼チェーン「すき家」でアルバイト労組結成

 先日のクローズアップ現代でも報じられたと思われる(映像では、お店の看板にモザイク処理だった)外食チェーンで、労組が結成された。あの番組で紹介されたように、アルバイトが解雇を撤回させた事例は、稀なケースであるといわれる。

すき家:アルバイトが労組結成 牛丼チェーン(毎日新聞)

 外食産業大手・ゼンショー(東京都港区)が経営する牛丼チェーン「すき家」で働くアルバイトが8日、労働組合の結成を発表した。マクドナルドなどファストフードチェーン店では労組の結成が相次ぐが、アルバイトが結成したのは珍しく、不払いだった残業代の割増賃金を獲得するなどの成果を出している。

 結成したのは、若いフリーターらが個人加盟する首都圏青年ユニオン(伊藤和巳委員長)に加入した同チェーンのアルバイト6人。いずれも20歳代で、東京・渋谷の店舗に勤務していたが、リニューアルを理由に突然解雇された。事前通告もない解雇に納得できず、組合に入り会社側と交渉。この結果、会社側は解雇を撤回し、不払いの割増賃金計約40万円も支払った。ゼンショーは「割り増し不払いは事務手続きのミス。労組には誠実に対応する」と話している。

 労基法によると、残業した場合は25%の割増賃金の支払いが義務づけられている。しかし同社は割り増し分について条件をつけ、支払わないケースが多かったという。組合員の男子大学生(24)は「5年間働き、仕事に誇りをもっているのに、アルバイトだからと法を無視した対応をされ納得できなかった。ユニオンが他のアルバイトの力になれば」と話す。

 同ユニオンによると、アルバイトの場合、こうして割り増し分が支払われるケースは少ないという。河添誠書記長は「労基法さえ守られない厳しい状況が若い人の労働条件を切り下げている。アルバイト全体の改善につなげたい」と話している。【東海林智】

毎日新聞 2006年11月9日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061110k0000m040076000c.html

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2006年11月 6日 (月)

赤旗まつりでのソウル・フラワー・ユニオン

11/4日、東京・夢の島で開かれていた「赤旗まつり」(もちろん日本共産党の開催する)にソウル・フラワー・ユニオンが出た。

私も、会場にいたんだけど、別の企画のお手伝いでステージ前にいけず、まことに残念。

http://www.breast.co.jp/soulflower/

のBBSでライブリポートを読んですごく惹かれました。
「共産党には足りないものがあります。ソウル・フラワー・ユニオンのCDです。一家に一枚。」
とか、MCされた模様。
「この十年、市民系イベントにはたくさん出てきたけど、共産党は初めて。この意味を考えてほしいよ(笑)。大同団結。今しんどい人にとって、よりましな社会を作っていこうやないかということやね。この出会いをいいものにしていきたいね。」
終了後、中川敬さんはコメントしている。

私としては、80年代初頭の反戦・反核運動のシーンにダブって映った。なんか世の雰囲気も、ちょっと違うぞ、となっていくのでないか、どうか。 

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2006年11月 1日 (水)

クロ現代、動き出した「非正規労働者」

NHK『クローズアップ現代』NO.2318 は非正規雇用問題を特集している。

10月31日(火)放送「シリーズ 雇用 “いざなぎ超え”とはいうけれど
 第2回 オレたちにも“景気”を」

 「戦後最長なのに実感がわかない「いざなぎ超え景気」の実情を見る2回目は、「就職氷河期」と呼ばれる若者などの今を追う」。
 「正規雇用に変えてもらえる目途はなく、賃金も据え置き。年収300万円以下の生活を続けている。そんな待遇に耐えかね、街頭デモや労働争議を始める若者が増えている。」

 以上、番組ホームページから
 
 冒頭、素「そうめん」の1食30円で暮らす非正規青年労働者。続いて、外食「牛丼」チェーンで、「店舗新装」という理由で一方的に解雇通告を受け、「青年ユニオン」に駆け込み、会社と交渉。「事前通告の不備」という理由で、職場復帰した事例を紹介する。
 なぜ、彼らが首切りを受けたか。元・同外食チェーンで働いていた人の証言がリアルだった。「彼らの替わりはたくさんいる。そうやって切り替えていくことが、会社の利益につながっている」。

 青年たちが行った、秋葉原をデモの映像も紹介された。「動き出した」青年たちが、まだまだ、壁が大きいという面を主に取り上げたようにも思う。しかし、その変化のトバ口を「クロ現」が取り上げた意味は大きいとも思う。

 スタジオゲスト : 橘木 俊詔・京都大学大学院教授のコメントは、非正規が格差社会の背景にあり、その解決には「同一労働同一賃金」など、条件改善の対策の必要性を指摘した。
 
 また本日、10.31 「障害者自立支援法」の実態改善を求める、集会が日比谷で開かれ、こちらは、7時のニュースの一項目として報じられた。

 いつも読んでいる「がぶり寄り」さんから番組情報いただきました。

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