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2008年2月25日 (月)

藤田和恵『公共サービスが崩れてゆく』

 「公務員改革」の嵐が吹き荒れ、中央・地方のお役所でどんな事態が起こっているか。
 藤田和恵著『公共サービスが崩れてゆく――民営化の果てに』(かもがわ出版・600円)は、そこを公務現場の実態リポートから考えるブックレットです。

 霞ヶ関の中央官庁で働く一万数千人の「非常勤職員」をはじめ、非正規で公務職場に働く全国の労働実態にメスを入れたルポルタージュになっています。省庁への問い合わせ電話対応など正規職員と一緒に業務しながら、ボーナスなし、月収入一四万円。契約は半月、一ヵ月という短期更新で、給与は「物品費」扱い。まさにモノ扱いの「使い捨て」の現実を告発します。
 その結果、社会、国民生活に欠かせない公共サービスがボロボロ状態に。公立病院の統廃合、保育園からベテラン保育士が消え、奨学金民営化の動き、民営化した郵便局では「ゆうメイト」の過労自殺。日本の公務員改革の理不尽さを、一度立ち止まって考え直していきたい。
 

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