2008年10月 6日 (月)

10・5青年大集会に行きました

5日、明治公園で開かれた「10・5青年大集会」に行きました。

全体会の前にテントごとに分かれておこなった分科会、それから全体会のステージ上では、次から次へと、長いこと胸にしまってきた、つらさや悲しさを、一気に吐き出すかのような、職場の告発、気持ちが語られました。きっと、時間があれば、とめどなく、続いたことでしょう。

一つ一つの声が重くて、胸を突きました。

それぞれが、非常にまっとうで、当り前の怒り、要求だと思います。

その表明をふさいできた、日本の社会の在り方、政治システムというのはどうなのか。

その閉塞を打破しつつある、この大集会の活動の積み重ねの重みも感じます。

逆に言うと、この課題は、政治側の問題だけではなく、ともすればサラリーマンで企業内で勤め上げるのが前提で、その前提を掘り崩す要因には、まことに自己防衛的な方向に陥りがちな、日本の社会運動の問題を痛感します。

さらには、そうした声が、政治の世界に通用させる、聞く耳をもたせるために、次のステップに進む必要があります。

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若者たちでにぎわう渋谷駅前を、皆さんとアピール・ウォーク。

歩道の人たちも、手をふってくれたり、いっしょにこぶしを上げてくれたり、する人たちも結構いました。

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2008年8月15日 (金)

イギリス政労使の派遣労働「同一待遇」合意

 『金融労働調査時報』(銀行労働研究会発行)、5・6月号(No.686, 6月1日発行)の「欧州労働リポート」のページに、イギリスで5月に政府、労組、使用者で合意された、「派遣労働と正規と同一待遇」の概要を紹介しています。

 「12週間就労した派遣労働者に正規労働者と同一待遇を保障する」という内容。
 賃金・有給休暇など、基本的な労働・雇用条件は、派遣先の企業の正規労働者と同一とする。一方、病休手当、年金など、社会保障制度は含まれない、としています。
 また、12週間の期限が来る前に、当該労働者の職務内容を変更して、使用者が規制を回避することを防止するため、「適切な防止措置」を講じることも盛り込まれています。

 

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2008年7月23日 (水)

08年『労働白書』労働意欲の低下は雇用・賃金問題に

 22日発表された2008年版『労働白書』が、「働く人の意識と雇用管理の動向の分析」をテーマとしています。
 労働者の労働意欲が低下している背景には、非正規雇用化の急増や、成果主義賃金の導入があることを指摘。これらの雇用、賃金制度の見直しに言及しています。
 もし政府がその認識を具体的に行動に移すならば、労働政策の大本からの出直しを迫られることになるでしょう。

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2008年7月20日 (日)

グッドウィル支店長ら残業代要求 「名ばかり管理職だ」

 先日の「グッドウィル」元店長たちの残業代未払い問題で、「首都圏青年ユニオン」に加盟して、団体交渉を行う動きも始まりました。(18日、記者会見の模様の報道は、以下のとおり)

 「同社では支店長に昇格すると、出退勤の自由や権限もないのに管理監督者扱いされ、残業代が支払われなくなる」という、「名ばかり管理職」の問題として、追求を始めたというものです。

 昨日、コンビニ「SHOP99」の元店長が、「管理監督者」として、残業代を支払われず、長時間労働の末、重い神経疾患に追い込まれた事件で、東京地方裁判所八王子支部で始まりました(7月16日、第一回弁論)。

 「名ばかり管理職」の問題は、現在の雇用・労働問題の一大焦点となっています。

 「SHOP99」問題も取り上げた、こんな本も出ています。

 名ばかり管理職 (生活人新書 (260)」
 NHK「名ばかり管理職」取材班(著)

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グッドウィル「名ばかり管理職」、労組が残業代支払い要求」の記事

 今月末で廃業となる「グッドウィル」の元支店長と現役支店長が、管理職時代の残業代未払いを求めて、労働組合として団体交渉に乗り出しました。

 以下、その初動を伝える、12,14日付の記事です。

 この記事に出てくる「派遣ユニオン」はこちらの労働組合。

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2008年6月22日 (日)

EU,派遣に正規と同等待遇で合意

 10日の出来事ですが、EUの雇用社会問題理事会で、派遣労働者に正規と同等の権利を認めることを盛り込んだ指令が合意されました。
 概要をみますと、「労働時間」と「雇用・休暇」など内容に分けられ、各国政府は「罰則」つきの規制を行うことになります。

 「労働時間」では、「待機時間」の扱いを明確にした上で、適用除外を書面で合意しない限り、上限を週48時間とし、取り決めをした場合でも、週65時間で規制されます。

 また「賃金・産休・休暇」で、正規労働者と同等待遇が決められています。

 欧州委員会の声明文にある、「背景」のところで、既存の労働時間指令に多くの国が違反を続けており、この解決策として今回の指令となったという経過が述べられています。

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2008年5月10日 (土)

名ばかり管理職で元店長提訴

  「正社員」であるからという理由で、超長時間労働でも残業代が支払われない「名ばかり管理職」とよばれる雇用が、マクドナルド、コンビニなどで問題になっています。九日、その一人、コンビニ店長だった方が、残業代などの支払いを求め、東京地裁八王子支部に提訴を行いました。

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2008年4月27日 (日)

NIRA報告書、「就職氷河期」の非正規から生活保護77万人

 総合研究開発機構(NIRA)が、このたび発表した報告書で、若年費正規労働者の雇用問題を考察しています。

 概要だけみましたが、報道によると「「就職氷河期」に急増した非正規雇用の労働者が現在の低水準の賃金で十分な年金が確保されないまま置かれ、老後(六十五歳以上)を迎えた場合、七十七万四千人が生活保護受給者となり、そのための追加的な財政支出が二十兆円にのぼる」という試算をしているそうです。

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2008年4月26日 (土)

松下「偽装請負事件」に大阪高裁が「直接雇用成立」を認定

 大阪・茨木市の松下プラズマ・ディスプレイで働いていた吉岡力さんが、「偽装請負」を内部告発し、直接雇用を求め、一旦は改善されたものの、3ヵ月後に雇い止め。しかもその間、「隔離部屋」で作業させられた人権侵害を受けていました。25日、大阪高裁は、直接雇用の地位を確認しなかった一審判決を変更。解雇後の未払い賃金の支払いと、内部告発に対する報復への慰謝料の額も90万円の支払いを命じる判決を下しました。
 
 勇気を持って、「偽装請負」を内部告発して、立ち上がった労働者に対する差別的な扱いに対する断罪として、今後の同じケースへの影響を与えることは必至でしょう。

→「偽装請負事件」について吉岡さんのブログはこちらhttp://blog.livedoor.jp/fmwwewwmf/

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2008年2月 1日 (金)

「今目のまえにある貧困」

リクルートのフリーマガジン『R25』の最新号(1/24)の巻末のコラム

「空は、今日も、青いか?」(石田衣良=文)
第七十二回「今目のまえにある貧困」

では、日雇い派遣の人材派遣会社の手数料の高さから、現在の労働者派遣法の改
正問題をとりあげています。

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