2007年11月 7日 (水)

トヨタグローバルビジョン2020

トヨタ自動車の、次の長期戦略目標、「グローバルビジョン2020」が出されました。2010年初頭に100万台をめざし、ハイブリッド車、ロボット開発など、新分野への目標が含まれています。

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2007年1月12日 (金)

人の命と借金と、どちらが重いのか

 「企業再生弁護士」という職業がある。11日夜、NHK「プロフェッショナル」で登場した村松謙一氏はその一人。
 http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070111/index.html

 「倒産・破産」の寸前、人工呼吸器をつけて現れた患者を、どう蘇生させるか。「企業再生」「会社分割」など、法的枠組みを駆使しながら、企業をなんとか、生きながらえさせる方策をひねり出す。村松弁護士は、「可能性ゼロでもやる」と番組で言っていたが、企業コンサルタントでも引き受けられないだろう状況の会社経営者の命を救う仕事は、普通思い描く六法と裁判判例の中での弁護士さんの世界はまったく違う。

 そうした仕事の原点は、「経営者の命と借金と、どちらが重いのか」という、ストレートな問いにある。「3方1両損」で、経営者、銀行・債権者、従業員がそろって、そこで経営の原点に立ち戻れるかどうか。

 キャスターの茂木健一郎氏は、番組内容についてこんなコメントを書いている。

「破綻したり倒産したりした企業の再生に取り組んでいる村松謙一弁護士の話をうかがっていて、統計的な数字で表れない実感に立脚する現場感覚の大切さを感じた。

 経済合理性を追求して、弱い企業は退場して、強い企業が残るというのは、抽象的な経済システムの概念の中では成立するけれど、現実の生身の人間の生理や生活観を考えると必ずしも合理的なことは言えないのではないか。」

 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20070109/116571/

 村松氏の著書、『倒産の淵から蘇った会社達 会社救済の現場から』(新日本出版社 2005年)にも、くわしく企業再生の精神が書かれている。

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2006年12月12日 (火)

カパッの会社「ストロベリーコーポレーション」

「R25」のコラムに、興味を惹く企業が紹介されていた。

折りたたみ式ケータイのヒンジを開発している、「ストロベリーコーポレーション」。1996年7月 資本金7億3,207万円、本社は東京・豊島区。

「高性能はヒンジを作らせたら日本一どころか世界シェア4~5割で世界一」だそう。

あのケータイのカパッは、「あの感覚を出すには100分の1ミリ、さらには1ミクロン単位での加工技術が必要です。実際、100分の1ミリ違っただけで、その感覚に気付きます」と同社は説明している。
ホームページを見ると、こんな企業紹介が。

http://www.strawberrycorporation.com/

ストロベリーコーポレーションのコアテクノロジーである「摺動技術」は、親会社「アドバネクス」(当時、加藤スプリング製作所)が長年にわたり培ってきたもの。この高度に蓄積された技術とノウハウを当社が受け継ぎ、ベンチャービジネスを展開し始めました。一方、当社の設立の経緯、組織のあり方は、通常の企業では考えられない異例の形をしています。当社の設立は、社長以下、全ての従業員がアドバネクスの社内公募で結成され、会社立ち上げ以外の一切の費用的支援を親会社は行わず、にもかかわらず10年以内の株式上場が課せられる、という形で行われました。この極めて異例の設立経緯が、事業成果を最優先に追求できる最適の企業文化と組織の形(極限までフラット化した組織)を生み出しました。加えて、事業成果を最優先に追求するための経営思想として、部品メーカーとしては非常に例外的とも言える「マーケットイン」の発想を導入。これを基礎とした経営により、攻めの市場開拓を推進することが可能となりました。当社は、いわば「蓄積」と「異例」とを融合させることで、同業他社に類例のない独自のベンチャー企業として、強い成長力を有しているのです。

 技術ノウハウ、+ 市場開拓、マーケティング力。その後者が、現在の市場では決定的なのではないか。

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